社会福祉法人等生会のホームページ

 

昨日２８日の１５時のおやつは、「ぼたもち作り」

 

もち米が炊き上がったらしゃもじで潰し、団子状に丸め、あずき、きなこ、ずんだの三種類の餡で包み完成！

スタッフが作ってしまえば、あっという間のおやつになりますが、「準備から食べるまで」のアクティビティプログラム。

認知症があり、不安になって落ち着かれない方も、スタッフが付き添い、席を立たれ歩かれる事もなく皆さんと一緒に過ごす事ができ、

そして、「美味しいね～」「上手くできたね～」とお互い自分で作った牡丹餅を見せ合ったりしながら、午後のひと時を過ごす事ができました。

 

今年入社の社会人一年目、藤森スタッフが今回の企画をしてくれました。

企画書を作成し、食材の準備、他ユニットや、多職種との協力依頼や調整も行い、カタチにする事ができました。

今回はたくさんの笑顔、そして、かくれんぼのコンセプトを守り、当日実践したメンバーにも感謝ですね。

次は、管理栄養士の江頭君が、３月３日、「お魚の解体ショー」の企画を進めています。

 

新型コロナウイルスの影響もあり、３月１日より「かくれんぼでも面会をひかえて頂く」運びとなりました。

ご利用される際は、利用前に体調、お熱の確認の協力をお願いします。また潜伏期間もございます。３７．５℃以上のご利用は、利用中止にさせて頂きますので、ご理解、ご協力の程お願い申し上げます。

 

見学はお控え願いますが、電話での相談は担当が承りますので、ご連絡ください。

尚、４月末迄、空き枠がございません。キャンセル待ちとなります。

 

 

 

 

 

 

かくれんぼのショートステイを年末より利用し始めたＫさんとやりとりをＫさん本人、ご家族様の承諾を頂き記事とさせて頂きました。

 

相→相談員、Ｋ→Ｋさん

 

隣りの旭日より、

相：「誰か～、ちょっと手伝ってくれませ～ん？」と相談員の弱々しい声。

相：「今日は、２月最初の初うま？初うし？」と言いながら、助けを求めやってきました。

芍薬の利用者Ｋさんはピーンと気付いた様子。

Ｋ：「あ～お稲荷さんね、初うまだわ」と。

相：「このままじゃお昼ご飯に間に合わないから手伝ってもらえません？」

Ｋ：「私･･･、麻痺があるから片手しか使えないの･･･。ちょっと他の人に頼んでみたら？」

相：「それなら、僕、左手するわ！」

Ｋ：「ん～・・・。わかった。やってみようか！」早速、隣りの旭日のユニットへ。手指消毒し、手袋装着！

相：「ありがとう（Ｔ-Ｔ）助かります！」

Ｋ：「はい、あなた（相談員）は桶を押さえて、○○さん（他の入居者さん）は、うちわで扇いで！」

テキパキと指示出し。お元気な頃は、食堂の女将さんをされていました。片麻痺があり左手は上手く動きませんが、ちょっとだけ手伝えば、できる事もまだまだたくさんあり、煮付けたアゲを相談員が広げれば、優しく握った酢飯を破れない様にそっと入れて下さいます。

Ｋ：「角まで酢飯を入れないと、形がね･･･。」そんなやりとりをしながら。

丁度、次女さんの面会があり、声をかけると、

Ｋ：「いいの、今忙しいから」と。その光景をみて次女さんは「また、来ますので」とお帰りに。スミマセンでした。

 

１つだけイタズラ大好きな相談員は、通常の倍の大きさのアゲを用意していました。

Ｋ：「大きいね～、誰が食べるの？」

相：「僕！」

Ｋ：「よくばりだね～（笑）」

錦糸卵や、飾りつけにイクラ等をのせ、見事時間内に完成！皆で美味しく食べる事ができました。

気付くと、多くの利用者さんにも協力を得る事ができ、あっという間に完成！

 

かくれんぼは入居でもショートステイでもこういったレクリエーションを行う時は、できる事は行って頂けるように、時間はかかっても、私たち職員が、

脚本、演出、監督となり、「キッカケ」を作って差し上げる事で、日々の生活に楽しさや役割を持ち、過ごして頂ける様に努めています。

勿論、強制はしませんのでご安心ください。

 

Ｋ：「また言ってね。手伝うからね。」

相：「ありがとう。すぐ、またお願いするから！」

Ｋ：「も～、あなたも努力してね！」と。私が励まされました。

 

見学、相談は担当が承りますので、ご連絡ください。

尚、４月末迄、空き枠がございません。キャンセル待ちとなります。

 

 

 

 

 

 

節分の行事を行いました。恵方巻きを昼食時にはお出しし、午後からは豆まきを行いました。

今年は、旭日ユニットの職員が鬼に扮しましたが、とっても華奢ないでたち・・・。

しかし、度胸は人一倍ありました。シナリオとは違う行動に！　

ターゲットを見つけなんとその相手は介護の統括主任。そのお尻に、こん棒を「バコーン」と叩き込み、「ちょっと待ちゃ～」と掴まり、

「ばちこーん！」と返り討ちに合った直後にも関わらず、また、この芍薬で、新たなターゲットをみつけました。

今度は、介護現場では大先輩のケアマネージャー！

 

何を言われるわけでもなく・・・。返り討ちにも合わず・・・。

鬼に福がきますように・・・。

 

そんな、ショートステイユニットですが、皆様お元気にお過ごしされています。

見学等随時承ります。また空き情報ですが、在宅で体調を崩され急にキャンセルが出る事が増えてきました。

一度、八木・黒田迄お問い合わせください。

 

 

 

新年を迎え、芍薬ユニット（ショート）でもお正月を皆でお迎えし、初詣、七草粥、鏡開き、そして本日、新年会を行いました。

良い匂いがするな～と思っていると実は、隣りの旭日ユニットでも新年会を行っておりました。

隣りは、すき焼き、こちらは、ちゃんこ鍋からの〆は、うどんか、雑炊。食事のお口直しには、イチゴを用意させて頂きました。

 

いつもとは違う雰囲気で、一つのテーブルを囲み皆で昼食を召し上がって頂きました。

 

今年も様々な季節行事や、おやつ作り、そして毎月の作品作りをおこなっていきます。

取り組める方は役割を持ちながら、過ごして頂くお泊りです。是非遊びに来て下さい。

 

尚、１月には後半に２日、２月は数日の空きがございます。

 

ご希望される方は一度、黒田・八木迄ご相談頂ければ幸いです。

お電話お待ちしております。

 

あっという間に年末です

２４日には、お寿司バイキングを行い、皆さまペロリと平らげられました。完食です。そして３時のおやつのタイミングでケーキを理事長が持って来て下さり、またペロリ。完食！

絶対に優勝できると思っていた、「クリスマスツリーを自由に飾る」企画。ツリーに所狭しとお菓子を飾りましたが残念ながら優勝は、隣りの旭日ユニットに奪われてしまいました。

２５日の事です。隣の旭日ユニットが、クリスマスの片付けを行いつつ、お正月仕様に飾り物等変更中。

窓越しにみていた利用者様から、「こっちもやらないかんわね～」「わかっとりますぅ～」と、利用者さまにも協力してもらい、雰囲気もずいぶん変わりました。

その束の間「ちょっと～隣りは年賀状を書いてるから、私も出かけてきます！」「行ってらっしゃい～」こういう時は、持ちつ持たれつ。入居だからとか、ショートだからだとか、縛りはなく、「どうぞ～」と。息子様と娘様に書かれるそうです。

 

別日、隣りの旭日ユニットより「ちょっと手伝って～」と。千枚漬けを作っているとの事。また、別の日には、なます作りの応援に駆り出されました。

芍薬も（ショートユニット）も作品作りで皆忙しく、役割分担をしながら、介護だけではなく、看護師も協力してくれ作品も完成しました。

 

おやつ時には、たこ焼き作りも行い、その翌日３０日には花餅作りと慌ただしい年末となりました。

 

ただ、お泊りをするだけのショートステイではなく、できる事を、その時、利用して頂いている方々で・・・。

認知症の利用者様のＢＰＳＤも減ったように思います。

 

かくれんぼのショートステイは「ゲスト」としての、おもてなしサービスではなく、利用者様との「協働」生活型かもしれません。

送迎時や、面会時等、ご家族様に活動報告の一環としてお写真をお渡しすると、「普段見れない表情」「活動」を喜んで下さいます。

「見える化」に特化したサービスを提供しますが、職員から利用者様への強制はしませんのでご安心ください。

 

年末の挨拶になりますが、ショートステイかくれんぼを本年もご利用いただきまして誠にありがとうございました。

至らぬ点、ご心配を掛けてしまった事、多々あった事と思います。新たな年度を迎え、「また来たいわ」、「今度一度行ってみようかしら」と言って頂ける様にサービス向上に努めます。ご家族様や、各事業所のケアマネージャー様の皆様におかれましても、介護負担軽減、密な連絡体制が取れる様努めてまいります。

改めて、今年一年ありがとうございました。

 

尚、１２月、１月、２月ともに現在キャンセル待ちとなっております。申し訳ございません。

 

今後の利用を含めて、一度、黒田・八木迄ご相談頂ければ幸いです。

お電話お待ちしております。