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相談支援事業所ブログ

高次脳機能障害支援養成講座に行ってきました。

2026-08-17
先月7月30日(木)、7月31日(金)の2日間名古屋市総合リハビリテーション事業団が主催する「令和8年度高次脳機能障害支援養成研修~基礎編~」に参加してきました。これは、毎年開催されており、基礎編~実践編と別れており、加算要件を満たす研修になっています。
愛知県内の様々な職種(基幹、市町村の職員、就労、生活介護、相談)の方が参加されていました。
今回は、基礎編ということもあり、高次脳機能障害とは何か~診断されるまでの流れ~自立訓練の内容(生活・就労)~相談支援(情報収集とアセスメント)について学びました。

ここで、高次脳機能障害とはどんな障害なのか簡単に説明します。
高次脳機能障害とは脳の損傷によって記憶、注意、感情制御などの認知機能が障害され、日常生活や社会生活に支障をきたす障害になります。
外見からは障害が分かりにくく、本人も自覚しにくい為「見えない障害」と呼ばれています。また、困っていることがあっても周囲に理解されにくく
「制度の谷間」とされてきました。
令和8年4月1日に「高次脳機能障害支援法」施行されたことにより、支援が明確化され病院~地域に戻ってからも切れ目なく支援を受ける環境が整いました。課題になっていた、自宅に帰ってからの支援が整ったことにより、本人や家族の不安や負担が軽減されるようになりました。

高次脳機能障害の利用者様でよくあるケースとしては、利用者側としては「言った」「言ってない」「外出途中に自宅に帰れなくなってしまった」「順序ごとに物事が進められない」などがあります。支援者側はそれらのケースに対して「我が儘だ」「何回伝えても理解してくれない」「怠けているだけだ」と少し前までは言われていました。
しかし、それらの全て高次脳機能障害の「障害特性」だったのです。支援に携わっている人間ですらこの障害の本質をまだ完全に理解出来ていないのが
現状です。その為、社会で「生きづらさ」を感じている当事者が多く存在しています。

私達、相談支援で支援している利用者様の中にも高次脳機能障害の方は何名かいらっしゃいます。
同じようなケースの相談が多くあり、支援を行っています。
しかし、それぞれの起きた事柄は解決しても、本質的な部分はすぐに解決できません。
本人のペースに合わせながら意識として定着化するまでには時間が必要な為です。
今回の研修を通して学んだ支援者の意識の共有と障害(注意・記憶・遂行機能)を補う補償行動の確立・定着化を支援に反映できるよう、支援のチームと連携していきたいと思います。
次回、10月に「実践編」が開催されますので、またご報告させてもらいます。


梅雨の時期、なんだか調子が出ない…それ、実は体からの「ちょっと休ませて〜」サインかも?

2026-06-17
こんにちは。等生会相談支援事業所です。

6月に入り、梅雨の季節になりました。
…とはいえ、最近の名古屋は「梅雨入りしました!」と言われても、「え?どこが?」と思うくらい晴れている日もありますよね。
かと思えば、急に蒸し暑くなったり、エアコンをつけるか迷ったり。
朝は「今日は涼しいな」と思ったのに、昼には「いや、夏すぎる!」となることもしばしばです。
そんな時期になると、「なんだか最近しんどいんです」という相談が少し増えてきます。

特に精神障害や発達障害のある方の中には、
・朝、布団が異常に魅力的に感じる
・通所や通勤に向かう足が重い
・頭がぼーっとする
・なんとなくイライラする
・理由はないけど気分が沈む
といった変化が出ることがあります。
そして多くの方が、
「最近ちょっとサボってるかも…」「気合いが足りないのかな…」と思ってしまいます。
でも実は、気合いの問題ではないことも多いんです。
気圧の変化や湿度の高さ、急な暑さなどで、体は思っている以上にエネルギーを使っています。
例えるなら、スマホのアプリをたくさん開きっぱなしにしている状態。
本人は普通に過ごしているつもりでも、裏ではバッテリーがどんどん減っていることがあります。

さらに暑くなると、
夜なかなか寝付けない

朝起きられない

食欲も落ちる

さらにしんどい
という「夏のあるあるループ」に入ってしまうことも。
そんな時は、無理にアクセルを踏み続けるより、一度ガソリン残量を確認することも大切です。
・こまめに水分をとる
・エアコンを我慢しすぎない
・少し早めに休む
・予定を詰め込みすぎない
など、小さな工夫だけでも違います。
「今日は70点くらいでいいや」くらいの気持ちの日があっても大丈夫です。
むしろ、この時期に100点を出し続けようとすると、夏本番でガス欠になってしまうかもしれません。
また、「通所日数を少し調整したい」「最近体調が安定しない」
など、不安なことがあれば一人で抱え込まずにご相談ください。

相談支援事業所では、体調や生活状況に合わせて関係機関と連携しながら、一緒に方法を考えていきます。
これから本格的な夏がやってきます。
まずは梅雨と暑さのコンビに振り回されすぎないよう、自分のペースを大切にしていきましょう。
布団の誘惑に負ける日があっても大丈夫です。
人間ですから。布団は強いです。

新しい生活に向かって ~最初の一歩~

2026-05-22
今回は、今までの生活から大きな変化があった利用者様への支援についてご紹介します。
北区の福祉ホームで10年以上生活されている精神障害のある利用者A様。
お父様がお亡くなりになったことを機に住み慣れた福祉ホームからグループホームに引越しを決意されたのが
今年の2月頃。
 
訪問看護から「Aさんが引越しを検討されている為、一度相談にのってほしい」とご連絡を頂きました
詳しい内容を伺うと、お亡くなりになったお父様から遺産を相続され、それまで受給していた
生活保護が終了となり、住んでいた福祉ホームから「継続して住むのであれば、身元保証人を
立てて欲しい」と言われたとのこと。
後見人や身元保証人を立てて、このまま今の所で生活を継続することも選択肢として検討されましたが、
順番待ちの期間や費用のことなども考え、身元保証などが必要ないグループホームへの引越しを決意されました。

2月末~3月中旬に掛けて2ヵ所のグループホームを見学し、その内の一か所で体験宿泊もされました。
その体験したグループホームが気に入ったので、今度はそこから通える就労先(B型事業所)を探していき、
B型事業所も3ヵ所ほど見学され、その内の一件で体験利用を行われました。そして、3月末には、新しい住まいと働く場所が決定しました。
 
4月の中旬で引っ越すと決まり、荷造りがスタート。
2週間程の時間を掛けて、持っていく物、処分するものの仕分けを一緒に進めていきました。
最初の内は処分するものが次々と決まっていましたが、途中から「どうしよう?」と悩まれる場面も多く見られました。
本人の気持ちを尊重し「迷うものは無理に処分せず新居に持っていきましょうか」とお伝えしました。
最終的に可燃ゴミ(45L)×4袋、資源ゴミ(45L)×3、不燃ゴミ(45L)×1、
雑誌や本×10束以上を処分。結果、全体の半分以上を処分し、残りを段ボールに詰めて荷造りは完了。
 
当日も私が訪問すると、私を待ち構えていたかのように直ぐに最終確認を行うなど主体的に進められていました。
段ボールにして8箱+キャリーケースを車に詰め込み、最後に部屋の簡単な掃除機掛け、拭き掃除を行い、
いざ新居へ。

新しい新居は、3階だったこともあり、荷物を搬入するのは少し大変・・・・
汗をかきながらなんとか搬入完了。
古くて処分した物も多くあるので、これから新しく購入が必要なものなどが出てくるとは思いますが、
なんとか引越しが無事終了。
 
本人の表情からは、新生活に向けての不安な様子も時折見受けられましたが、お気持ちを確認すると「大丈夫です」と前向きな返事が返ってきました。
これまで、就労経験がなく、人との関わりを避けながら生活されてきたAさんにとって「グループホームでの共同生活」「週1回からの就労」は、大きな環境の変化であり、大きな一歩だと思います。不安もある中で、自分自身で生活を変えようと、自分で「選択」して、自分で「決定」したことはとても印象的でした。
これからの新しい生活の中で、戸惑いや不安など様々な課題が生じることもあるかと思いますが、Aさんの新しい生活と挑戦をグループホーム、B型事業所、訪問看護、相談支援事業所が連携しながら支援し、応援していきたいと思います。

相談支援もブログ始めました!

2026-04-07
日ごろは大変お世話になっております。

等生会相談支援事業所もブログの投稿を始めていきたいと思います!
「初投稿」ということでまずは簡単に・・・

昨年4月より 同かくれんぼグループのNPO法人から 利用者様等引継ぎをしました。
社会福祉法人の等生会相談支援事業所としては事業開始から1年経過をしたところでございます。
現在、相談支援専門員は2名体制で行っており、至らぬところも多々ございますが頑張ってやっていきたいと思います。

1年経過し、やっと落ち着いてきたところですので、新規の利用者様も積極的に引き受けていきたいと思っております!
児童・大人問わず受けていますので、是非一度ご相談ください。

このブログでは相談支援に関する内容や法人内外のイベント、業務以外のことも発信していきたいと思いますので
今後ともよろしくお願い致します<(_ _)>
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