施設のイベントなどの様子を更新しました
特別養護老人ホーム ブログ
食欲の秋 運動の秋 行楽の秋
2019-10-22
こんにちは。相談員の黒田です。
すっかり秋めいてまいりましたね。
「食欲の秋」
かくれんぼでは相変わらず食欲旺盛また、できる事をいかしたレクリエーションとして、「栗きんとん作り」を行いました。
個性豊かな形や大きさでしたが、味は抜群。笑顔もたくさん見る事ができました。
わざと栗を余らせ、夕食時には栗ご飯。こちらも美味しく召し上がって頂く事ができたようです。
「運動の秋」
10月16日 名古屋市老人ホーム運動会が催され、笠寺にある日本ガイシスポーツプラザに44施設が集まり、紅白に分かれ競い合いました。
残念ながら、かくれんぼが属する紅組は負け組となりましたが、皆で頑張った結果です。日本代表のラグビーのスローガン同様、ONE TEAMとなり、
競い合えた事が良かったと思います。参加者の皆さん、運営職員の皆さん、お疲れ様でした。
「行楽の秋」
10月10日 天候にも恵まれ、ご夫婦に職員が付き添い、個別外出として東山動植物園にお出掛けされました。
旦那様の背中にそっと手を添えられ、献身的に寄り添い、言葉ではない会話を奥様の手を通してお話しされていたと思います。
敬老のお祝いをさせて頂きました
2019-09-20
こんにちは。相談員の黒田です。
ビックリするような暑さから、朝夕、また日中も涼しく、過ごしやすくなってきましたね。
かくれんぼでは、16日の敬老の日には厳かですが入居者様にお祝いを行いました。
ご家族様にも協力を頂いて、メッセージ、そしてフォトフレームにご家族様との一枚を入れてプレゼントさせて頂き、昼食は、お祝い膳!(お刺身の盛り合わせ)おやつ時には、紅白まんじゅうを提供させて頂きました。
今年は入院者もなく、定員29名全員を、お祝いする事ができホッとしています。
また、来年もお祝いできる様、元気にお過ごしください。
野球観戦 in ナゴヤドーム
2019-08-25
こんにちは。相談員の黒田です。
昨日の事ですが、ナゴヤドームに中日VS広島の野球観戦に行ってきました。
グループホームより入居され約1年半。下肢筋力の向上、歩行能力維持が、個別機能訓練の「目標」として過ごされてきました。
もともと、プロ、高校野球とも野球観戦がお好きだったこともあり、野球の話では盛り上がりますが、極度の人見知り。女性スタッフには、
満面の笑みを浮かべ、優しくお話しして下さいますが、慣れない男性スタッフ声をかければ、「わ~!!」と立腹されることもしばしばあり、
積極的なリハビリに介入できない男性職員も・・・。
そんな、今年の春先、プロ野球のシーズンが始まったころ、介護スタッフが「テレビではなく、ナゴヤドームに野球をみに行きたくはない?」と問うと、「行きたい」と答えたそうです。
そこから、「目的」をもった機能訓練が始まりました。ただ決められた「目標」を達成するだけではなく、「何のために」という「目的」を持ったことにより、ユニットスタッフ、他職種の意識の共有、そして家族様の理解が得られ、本人様も積極的に歩行訓練をされるようになりました。
今回、有志で観戦チケットを頂き準備は万端のはずが・・・。左側の力が何故か入らないというアクシデント。嘱託医の先生や看護も積極的にバックアップしてくれ、血液検査データからは問題は認められず。先生からもお墨付きを頂きお出かけに至りました。
付き添ったスタッフは、介護経験はあるものの、関係構築に未だに課題があり立腹させてしまう4月入社の男性スタッフ。前後から介助は必要でしたが大声を出す事もなく、そのスタッフの腕を強く握りしめ、一般席でしたので階段を一歩ずつ登られ無事席に到着。お弁当を召し上がりながら、一緒に応援。
いつの間にか、関係が作れていたようです。ドラゴンズも逆転勝ち気持ちの良い時間が過ごせたと思います。
思いをカタチにすることがまた一つできました。
梅雨も明け、本格的な夏到来
2019-08-09
こんにちは。相談員の黒田です。
梅雨も明け、本格的な「夏」がやってきましたね。しかし暦の上では立秋を迎えました。かくれんぼの入居者様達は、
体調管理の難しくなる季節ですが、介護・看護を中心とした頑張りもあり、入院者なく、何とか7月を終える事ができました。
「暑いわね~ 食べたくないのよ~」と聞きつけた介護職員。「何が食べたいんですか?」
「そうね~ おそうめん!」管理栄養士に報告し、昼食を変更する事に。
「今日は何の日ですか?」「わからん!」「土用の丑の日ですよ!」「ほんなら、ウナギだなっ!」
「どうせ、小さいウナギだろ?」「そんなことないですよ~ほら!」
「ほ~んとだ!、これは立派なやつだな~(笑)」食欲旺盛な入居者様達。もちろん苦手な方もいらっしゃいますし、食事形態にも配慮が必要な方もいらっしゃいますが、少しでも季節を感じながら、過ごして頂けるよう取り組んでいます。
最近、日中のお出掛けは、暑さも厳しく頻繁には難しいのですが、先日、地域で行われた盆踊りにも夕涼みがてら、お出掛けし、模擬店でみたらしを購入。食べながら、「大名古屋音頭」など口ずさみ懐かしんでおられました。
先日は法人研修で食中毒の研修もあり、衛生管理を徹底してまいります。また、ご面会時、食料品等のお持込に関しては、フロアスタッフにお声かけください。物によっては、居室ではなく、キッチンの冷蔵庫で管理させて頂きます。
高校野球もはじまり夏本番、台風もやってくる時期となりました。体調管理に十分注意していきたいと思います。
梅雨明け前に・・・
2019-07-14
こんにちは。相談員の黒田です。
イマイチな天気が続いていますね。梅雨入りしたものの、初夏のような気温。不安定な天候ですが、
かくれんぼでは、変らず「出来る事を実践」する為に取り組みを行っています。
かくれんぼも開所3年目を7月1日に迎える事が出来ました。
地域住民の方々、各関係機関の皆様、ご家族、そして入居されている皆々様に支えられての丸2年。
開所当時ご家族に、「入居させてしまって良かったんでしょうか?」という言葉が今でも頭をよぎります。
開所し、バタバタの毎日、続々と入居していらっしゃり状態を把握するだけでも難しく、
重度の介護力も身についておらず経験の浅い職員の集団。
それは施設側の問題であり、入居された方々には関係ない事を気づかせて頂いた一言でした。
誰の為の施設なのか・・・。楽しく仕事ができる程、困難な問題やケースを解決したわけではなく、
日々、努力しないと、そして継続しないと成果が出せません。
簡単な事ではないけれど、物忘れという病気で忘れてしまっても、その瞬間、その時を共に過ごした「証」が残せるよう
取り組み続ける事が、今できる「かくれんぼの実績」です。これは尊敬できる上司に言われ続けた事で、大事にしている
想いでありカタチです。
先日、嬉しい事がありました。同業者の方が施設の見学をして下さった時の一言。
開所し、まだ施設はキレイであり、和のテイスト。モダンな造りだとある一定の評価は受ける事はありました。
しかし、今回は、
面会者:「ここって特養ですよね?」
ワタシ:「そうですけど・・・。意外と認知症の方も、たくさんいらっしゃるんですけどね」
面会者:「なんか、このユニット、グループホームみたいですね」
ワタシ:「…。」
確かに、要介護度的には重度ではないけれど、特養の施設見学に来て、そのようなお言葉が頂ける事は、
見学の対応した私にとって最高の褒め言葉でした。
でも、これは開所時に、ご家族から「入居させてしまってよかったのか?」と言わせてしまった事を聞いた介護職が、
常に意識し、行動し続けてくれたからこそ。
胡坐をかくことなく、「出来る事探し」の追求と、「想いをカタチに」する事にこだわり、「かくれんぼで良かった」と、
思って頂けるよう介護のみならず、各専門職とともに3年目も邁進していきます。