本文へ移動

特別養護老人ホーム ブログ

入居者様みんなが鍋奉行

2019-02-14
こんにちは 相談員の黒田です。
 
ユニットの職員より「14日の昼食は鍋をしますので、買い出しに当日の朝、職員のSさんと、ショート利用者のAさんと入居者のOさんと行ってきてください」と話を受けました。
当日、風は冷たいけれど、天気は晴れ。スーパー迄は施設の車輌を使いました。ユニット内でもシルバーカーや、歩行器がないと上手く歩けないA様とO様。それでも車椅子を使わず、食材探しスーパー内を練り歩きました。
買い物より戻り、ユニットリーダーのS主任がI様をキッチンに呼び、キッチンでチョロチョロして何をしていいのかわからない私に、I様は「じゃ~ね~白菜洗って下さる~」と声をかけてくださいました。先日まで入院して下肢筋力も、やや低下ぎみでしたが、物忘れはありますが自ら包丁を持ち、下ごしらえは、ほぼ全てしてくださいました。その間、ずっと立位保持訓練。手を出すのは簡単ですが、怪我をさせてしまっては・・・。のぞきに来てくれた看護師さんも優しく見守ってくださいました。私の考えすぎでした。手続き記憶はしっかり残っており、もともと主婦でした。
その準備をしている間、いつもアクティブに動かれる方も、机に伏せて「えらいっ、寝かせて」なんていう入居者の方も、こちらを時々みながら、じっとまだか、まだかと待ってくださっています。
鍋は2種類、みそ味と、しお味。具材も肉と魚、〆には雑炊とおうどん。結構な量でしたが、ほぼ4つ作った鍋も完食。
入居者様それぞれが選択し、できることの役割を持ちながら、一つの鍋を囲む・・・。
 
「みなが鍋奉行」でした。
 
かくれんぼには、施設内のみ掲示させて頂いている「かくれんぼ新聞・通信」が不定期で発行されます。
(もし、施設見学ご希望の場合、お話し下されば、掲示してある場所へもご案内します。)
また、「何かしたら写真を撮ろう」が最近の私の口癖であり、それは、ここで過ごした証を残す為。その人らしい瞬間をクローズアップして本人様、家族様にもお伝えするツールなのです。
Life」はかくれんぼの理念であり、カタチにするのは私達。認知症等で忘れてしまう方もみえますが、入居者様一人ひとり、「輝ける」瞬間を大切にする「ケア」をしたいと思います。
 
買い出し担当O様。店内は歩行器で
具材は下準備はほぼI様。
鍋準備完了!
溶き卵担当M様、その間立位保持訓練
机に伏せず待てました。S様
別腹に収まるイチゴ
0
8
8
3
3
5
社会福祉法人 等生会 周辺地図
社会福祉法人 等生会
〒462-0047
名古屋市北区
     金城町4丁目47番地の2
 
TEL.052-918-7470
FAX.052-918-7480
 
◎ 特別養護老人ホーム かくれんぼ
◎ ショートステイ かくれんぼ
◎ デイサービス かくれんぼ
◎ 多機能型生活介護 かくれんぼ
◎ 多機能型児童デイ かくれんぼ
 
TOPへ戻る