特別養護老人ホーム ブログ
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2021-07-11
七夕さま
これを使って流しそうめん…
こんにちわ。相談員の黒田です。
先日、かくれんぼでは行事委員と管理栄養士さんと合同で七夕のお祝いをしました。
五節句のお祝いの一つで、人日(じんじつ。正月七日)、上巳(じょうし。三月三日)、端午（五月五日)、七夕(七月七日)、重陽(ちょうよう。九月九日) があります。
諸説いろいろな言い伝えはありますが、年に一度、彦星と織姫が天野川を渡り、会うことができるというロマンティックな部分だけがイメージとして残りもあれば、遊んでばかりいる彦星に制裁を科すために橋を架け会えないようにした等。
かくれんぼでは、「星に願いを」という部分だけを抽出し、入居者の皆様に短冊や飾り付けを今年も行ってもらいました。
数ある短冊のうち目に留まるものが「子供たちが健康で暮らせますように…」「？」まずは自身の健康祈願かと思いきや（実は本人様は脳梗塞に伴う半身麻痺があるのです）親はいつまでたっても親であり、子供はこどもなんですね。とてもあったかい気持ちになりました。
昼食は、行事メンバーと管理栄養士さんが、朝早くから仕込み、調理しとても美味しそうなお膳ができ、皆さんとてもたくさん食べてくださいました。
物忘れはありましたが、紳士であり、かくれんぼを会社だと思って日々過ごされておられ、中途半端な対応をすると、「君はね～」と私も指導していただいた次第です。残念ながら先日看取り介護にて施設で最期を迎えられたI様。生前お元気だったころは、その娘様ご家族が温かく、定期的に面会に来てくださり、必ずと言っていいほど娘様の面会には旦那様も付き添ってくださり献身的にお父様を支えてくださいました。また、お孫さまはいつも明るく「おじいちゃ～ん」とユニットの雰囲気を明るくしてくださいました。そして玄孫さまも生まれI様の厳しい表情ではなく、「おじいちゃん」としての優しい表情を伺うこともできました。
退所の手続き時に「もうすぐ七夕なんですけど、どこかに竹、笹ありませんかねぇ」と言うと、「うちにあるよ！」「ほしいです！」「いいよ」と快く承諾してくださり、皆の短冊を飾ることができました。I様ありがとうございました！
※写真撮影時のみ、入居者様、職員とも、マスクを外していることがあります。
現在、食事時には、テーブルにスクリーンを設置し、飛沫感染対策を行っております。
管理栄養士さんと！
そば、そうめん、きしめんが選べました
「わ～！！！」
ケース担当＆行事委員と記念撮影
「何これ！大御馳走だがねっ」
「今年は何を書こうかしらね～」
「・・・・！！！！」
「今年も書かないかんわね！」
I様 ありがとうございました！
